支援地域
内房地域(君津市、富津市)、袖ヶ浦市、夷隅郡(大多喜町、御宿町)、市原市にて行政からの委託を受けて学習支援事業をおこなっています。
学習支援とは
小学校4年生から高校3年生及び高校在学年齢までの子どもがいる困窮世帯及び母子(父子)世帯を対象にしています。学習支援をはじめ、日常的な出会いや活動ができる居場所をつくり、進学に関する支援、高校進学者の中退防止に関する支援、子どもと保護者の双方に必要な支援を実施しています。
三本柱の支援
- 学習教室:宿題や課題を持ち寄って、子ども達が自習をするところです。スタッフやボランティアの方々が、勉強の仕方や取り組みを丁寧に教えます。分からないこと、出来ないことを質問しても、一緒にスタッフが考えます。定期テストのための学習などで、利用しても構いません。
- 居場所・相談:安心して自分が出せる場、自分が活躍する場を見つけることができます。いろいろな人と触れ合うことによって、孤独感を持つことがなくなり、閉じこもり防止に繋がります。スポーツや料理など色々なイベントを行っています。仲間と出会い、友達になって、活動的になります。自分がいていい場所なんだと実感することで、子ども自身の安心感・自立に繋がります。
- 社会体験:保育所、トリマー、レストラン、ネイルアーティスト等々の仕事を体験・体感することによって得られる楽しさを重要視してます。子どもたちが大人になった時にいい糧となるような社会体験(お仕事体験・学校見学・官公庁見学)を行います。実際の社会現場で、仕事を行ってもらい仕事の楽しさや厳しさを経験してもらいます。
学校でも家でもないもう一つの居場所
「ここに居ていいんだ」と子ども達に感じてもらえるような、居心地のいい環境づくりに努めています。
あまり食事もとれていない子どももいます。お腹に溜まるようなおやつを提供しています。
みんなでスポーツをしたり、料理を作ってパーティーをしたり、多様なお楽しみイベントを月に1回以上開催しています。学習だけでなく、遊びを通して友達や大人との関わり方を学び、社会性を身に着けるようにしています。